
スターバックスのイメージカラーを聞かれた場合、皆さんの頭の中には何色が思い浮かぶでしょうか?
大体の方が「緑色」という風に思い描くのではないでしょうか?
スタバの代表的なロゴに使われている色であり、カップにもこのロゴが採用されている為、みなさんにとって馴染み深いものとなっています。
またもう1つの大きな要因の1つとして、ストローの存在があります。
スタバのストローの色は緑色。
このロゴとストローの組み合わせにより、皆さんにとって馴染み深くなっているのです。
しかしそのストローが白色に変化します。
実際にはベージュに近いような色となっています。
定期的なキャンペーンなどではなく、また、地域限定の取り組みでもありません。全国にあるスタバ約1500店舗が変更となります。
この記事では、なぜスタバのイメージカラーの緑色であるストローの色が変化したのかをお伝えします。
ストローの色が変わる背景には環境問題があります。
大量のプラスチックのゴミが海を汚染し、生物などの被害になっているのです。
テレビ番組「ガイアの夜明け」にてスタバの環境問題への取り組みが取り上げられました。
現在、スターバックスでは全国で年間に10億本のストローを使用しており、大量のプラスチックのゴミを生む結果となっているのです。
※国内でも約2億本のストローが利用されています。
通常ストローは細く小さいもの。リサイクルのループに乗りづらく問題を起こしている為、環境悪化の懸念から今回の取り組みに至ったのです。
ストローの素材は、紙、バイオマスプラスチック、生分解性プラスチックなどの素材を使い研究がなされ、最終的に"紙"という結論に達し、ストローには「使用感」を大事にし、ストローを差し込むフタにも変化をおこしました。
紙は再利用可能なので、また別の紙として再利用可能。
プラスチックのストローから紙に変わったことで、色が白色に変化したという訳です。
2020年よりこちらのストローが採用され、店舗での使用が開始されます。
またスタバでは、一部の冷たいドリンクをプラスチックのカップではなく、紙のカップで提供することを考えているといい、更なる環境への取り組みが期待されます。
スタバのストローが緑色から白色に馴染むにはそう時間はかからなそうです。