
みなさんは日々の貯金を心がげていますでしょうか?
近頃の世の中では、働き改革や増税の影響から手元に残るお金が少なくなる傾向にあります。しかしそんな中でも、しっかりとした節約術を駆使して貯蓄を増やし、ゆとりある生活をされている方が日本にはたくさんいらっしゃいます。
この記事は、貯金がなかなか貯まらなくて困っている、ついついお金を使い過ぎてしまうあなたにぴったりの記事です。
この記事から分かる事
・お金を貯める節約のヒントが分かる
・月に5万円を貯めるイメージが付く
・貯蓄と株の密接な関係が分かる
ぜひ何回もお読みいただき、未来の自分自身の為にしっかりとした知識を増やしていきましょう。
目次
投資資金を確保する節約術とは?
まず最初に、節約をする前になぜ投資や株で節約が必要なのかを知っておく必要があります。
この記事では分かりやすく株式投資を例に出し解説を行っていきます。
まずはじめに、株というものは保有している企業の株の数に応じて、配当金や株主優待といったものが多く貰えます。銀行の預金金利や、借金の金利などと一緒で、元となっているお金に金利が発生する為、金額が大きくなれば、その額も大きくなっていきます。
借金でも、借りた金額が多いほど金利が同じ場合、利子が多くなっていきますよね?
これは株も同じことがいえる為、まずは手元のお金を確保する。つまり日々の節約からお金を貯めていく必要があるのです。
もちろん貯金の技術が上がれば、家計がラクになるのは間違いありません。
平均の貯蓄額をチェック
出典:厚生労働省
厚生労働省の調査によると、我々の平均貯蓄額は上記のような結果となります。
20代の貯蓄額は、平均して安めの新車1台分の金額となっており、4桁の1000万円を超えるのは50代から
持ち家などのローンも別でありますので、実際にはこちらよりも少なくなるでしょう。
この平均的な貯蓄額を見ておけば、今後の貯金額の目標が立てやすいです。
月に5万円の貯金と投資を組み合わせる
月々の出費を抑え貯蓄を増やしていったら、株や投資信託なども組み合わせ資産を増やしていきましょう。
貯蓄を増やし、株などに投資をすることにより、更に手元にお金が入ってくる仕組み作りが出来ます。
貯金と投資を組み合わせた資産形成方法は以下をご覧ください。
毎月に5万円の貯金が出来るようになると、株での配当金利2%とした場合、1000円が副収入として手元に入る計算となります。
テレビなどで取り上げられている主婦などのように、少しの節約から貯金を始め、株などを組み合わせる事によって、年間にして100万円もの貯金をすることは、さほど難しいことではありません。
最初のうちは小さな金額かもしれませんが、ゆくゆくは大きな資産を形成してくれます。
それでは、その基盤づくりとなる節約方法を下記で確認していきましょう。
株で利益を生み出す為の節約術
それでは早速、節約術を見ていきましょう。今日から簡単に出来るものや、日々の生活の隙間時間に出来るものまで、幅広く紹介しています。
それぞれを実践することによって、間違いなくお金が貯まるようになります。
光熱費の見直しを行い節約
毎月の出費で必ずかかってくる項目として、光熱費の存在があります。家賃は引っ越さなければ金額は変わりませんが、電力自由化により、お得なプランを、個人で選べるようになりました。
電力自由化を有効活用する
総務省(2018)の調べによると、毎月の電気代の平均はコチラ
1人暮らしの毎月の電気代 3362円
2人暮らしの毎月の電気代 9559円
1人暮らしに比べ、2人で暮らしている方の電気代は、2倍以上の金額が毎月かかってくることになります。
大きな理由の1つに、部屋の広さの拡大によるエアコンの電気代や、大型の家電が増える為と言われております。
毎月の出費となっている電気代を見直すことが節約に繋がります。
電力会社の見直しで、年間にしておよそ18000円もの節約が可能です。
ガスの自由化も利用する
電力ほどではないですが、ガスの利用も自由化が始まっています。
電力会社とガス会社を組み合わせる事によって、更なる節約が見込めます。
飲み物は毎日購入せず節約
我々は、毎日欠かさずに何かしらの飲料水を飲みます。お水、コーヒー、スポーツドリンク 人間にとって水は欠かす事の出来ない物です。しかしそんな水も毎回外で購入していたら出費は重なります。
自販機やコンビニなどではペットボトルがおよそ160円、缶が130円ほどで販売されています。
しかしスーパーでは、ペットボトルが100円前後、中には70円〜80円位の安い金額で売られていることもあります。近所のスーパーや、ネット通販のまとめ買いなどをしておき、家から持参することによって節約に繋がります。
毎日自動販売機で購入
160円×365日=58400円
毎日飲み物を持参
100円×365日=36500円
年間にして22000円もの差が生まれます。
お茶などの大量に作り、マイボトルに入れて持参すれば更に貯金が溜まります。
冷蔵庫や部屋を片付けることは節約に繋がる
部屋や冷蔵庫を片付けることによって節約につながります。
特にこの2つは日常で欠かすことの出来ないものですが、しっかりと管理をしていないとあっという間に散らかってしまいます。掃除をすることによって、所有している物をしっかりと把握し管理できる為、余計な出費を抑える事に繋がります。
冷蔵庫の中身を把握しておく
特に冷蔵庫の中身を把握しておくことは、買いすぎにより食材が腐るのを防いでくれます。
食材を購入する時間
食材をストックしておくスペース
食材を捨てる手間
食材を大量に購入し腐らせてしますのは、時間もお金もただ何も得ないまま垂れ流しにしている状態です。
食材はしっかり管理しましょう。
食費を抑えすぎるのはかえってデメリット
節約の代表的なものの一つに、食費を切り詰めることがあります。しかし、食費を抑えすぎると健康のバランスが崩れ、体調不良などによる医療費など、かえってお金がかかってしまう可能性があります。贅沢な嗜好品を節約し、栄養価の豊富な食材は、少し値が張ってもどんどん食事に取り入れる事をオススメします。
不健康な体よりも健康な体の方が、手元にお金が残ります。
通信費の見直しをおこない固定費を下げる
現代の日本において通信費は欠かすことの出来ないものです。
出典:総務省
調査によるとスマートフォン、タブレット端末、モバイル端末全体の数値は約95%。
我々の生活において欠かすことの出来ないものは間違いありませんが、端末の裏側の通信費に対して注目している人は、まだまだ少ないのも事実。この通信費を見直すことによって大幅な節約に繋がります。
セール品に飛びつかない
お金がなかなか貯まらない人の中で、とても多くの方がセール品などのお得な情報に弱い傾向にあります。セール品はいわば売れ残った人気のない商品。数ある物の中から自身が本当に求めているものはごく稀です。
とりあえず入ったお店で、安いからとついつい購入してしまい、一回も着用せずに終わってしまう服もあります。そのような失敗を防ぐためにも、セール品のコーナーを見ないことが対処法となります。買い物に出かけた際の意識を変えるだけで問題ありません。
嗜好品を減らす
仕事のストレスの発散方法を、タバコや飲み会で補っているのであれば注意が必要です。特に、お酒やタバコは税金が別でかかってくる為、とても大きな出費になります。また、嗜好品は健康に悪影響を及ぼす可能性が大きいものばかりです。
年間のタバコの出費
1日に1箱(20本)喫煙をすると年間に18万円もの出費となります。
※1箱500円計算。
今後もタバコは値上げする事が決まっています。仮にタバコ1箱600円で計算すると、年間にして21万9000円にも金額がタバコ代として消えていくこととなります。
年間のお酒の出費
1日に1缶 発泡酒ではなくビールを飲むと、およそ8万円もの出費となります。
※1缶220円計算。
このように、毎日欠かさずタバコとお酒を続けていると、年間にして30万円弱にお金を使っている計算となります。
あくまでもこれは毎日の計算ですが、飲み会などの外で飲むお酒のお誘いも勿論あるでしょう。安くても一回あたり3000円ほどの金額が掛かってくると考えると、年間の嗜好品代はとても大きな金額となります。この嗜好品にかかってくるお金を考え、今後意識し改善するだけでも、手元に残るお金は増えていきます。
コンビニでお金を引き出さない
銀行からお金を引き落とす際に、銀行からではなくコンビニのATMを利用されている方は、多くの手数料を払ってしまっていることになります。
一回あたりの手数料は時間帯によって異なりますが、およそ100円〜200円の間。お金を引き落とすとついつい使ってしまう方は、あえて少しづつ引き出している方もいるかもしれませんが、年間で見るととても大きな金額となります。対策としてクレジットカードやキャッシュレスなどの導入も良いでしょう。
一概にすべて銀行からお金を引き落とす行為を推奨していない訳でがありません。
給料日などで銀行のATMが混雑している場合に、コンビニのATMを利用することは時間を買う行為に繋がります。
用途に合った正しい選択を行いましょう。
旅行地でのお土産は最低限に抑える
旅行に出かけるとついつい財布の紐が緩んでしまうもの。
「せっかく来たんだから…」
「普段買えない物だし」
何かと理由を付けて購入してしまいがちです。職場先でのお土産などは問題ありませんが、ご当地のストラップや普段使い出来ないようなお土産はかえって部屋の場所を取るばかりではなく、思い出もあいまって中々捨てることが難しくなります。
また、旅先で購入したものは、なかなか普段使いしにくいものばかりです。
特に利用もしないのに購入し、放置しているのは勿体ありません。
セール品同様、衝動買いは控えましょう!
雑誌を電子化する
雑誌をついつい買ってしまう方は、気がつくととても大きな出費となっています。スマートフォンの発達により、情報を得ることは難しい事ではなくなりました。普通の書籍と異なり雑誌は結局捨ててしまうことがほとんどですので、毎月大量の雑誌を購入している方は、思い切って月額制の電子書籍サービスを利用してみるのも一つの手です。
電子書籍であれば、購入や保管、捨てるのも手間がかからずにスムーズに行えますし、最近では、映画やドラマなどの動画もセットになっているコンテンツが沢山あります。出かけるとついついお金を使ってしまう方は、一度契約して見ると良いでしょう。
月に5万円を貯金するにはいくら必要?
数々の節約術をご紹介していきましたが、実際に毎月5万円を貯金する為には一体いくら必要なのか?
頭で考えるよりも目で見て確認しておきましょう。
1日当たりの貯金額
1ヶ月 50000円の貯金
50000÷30=1666円
1日当たり約1500円の貯金です。
年間の貯金額
1666円×365日=608.090円
年間にしておよそ61万円の貯金が出来ることになります。
節約に副業を組み合わせることによって貯蓄額を増やす
毎月の貯金額が5万円に届いている人でも届いていない人でも、本業の収入に副業の収入がプラスされればお金を効率よく貯蓄することができます。
ネットの発達により自宅から、またはスキマ時間を利用して仕事が出来る様になりました。
副業はただ単に収入を得るだけではなく、自信を成長させてくれる様々な付加価値が生まれます。