
株式投資をおこなっていても、中々思うような結果が出ずに、資産の構築どころか、逆に資産を減らしてしまう方が数多くいらっしゃいます。
その一方で、資産を増やし続けている方がいるのも事実。
この記事の内容は、株で利益が上がらずに足掻いているあなたにとって、株の見方を大きく変える内容となっております。
この記事から分かる事
・株で利益が出ない原因が分かる
・株の見方が変わる
・利益を上げるきっかけ作りになる
ぜひ何回もお読みいただき、資産の構築を目指していきましょう。
わずかな気付きが今後の運用に大きく関わってきます。
株式投資で稼げない原因を探る
まずは株で利益を出す前に、利益が出ない理由をしっかりと把握しておく必要があります。
次の質問について考えてください。
・あなたが保有している銘柄は?
・あなたが保有している株数は?
・あなたが取引している証券会社の手数料は?
すべての質問に対し、パッと思い浮かぶ事が出来たでしょうか?
すぐに思い浮かぶ事が出来なければ、しっかりと資産の把握ができていない状態と言えます。
現在利益が出ているのであれば問題ありませんが、購入価格よりも資産を減らしてしまっている方は、細かい場所から改善していく必要があります。
また、現在利益が出ている方でも、将来的に資産が減ってしまっては意味がありません。
株式投資で稼げない方が行うべき9つの方法
株で利益が得られない原因について触れたところで、ここからが実践です。しっかりと基本を抑えることにより、健全な資産作りを目指していく事ができます。
株での利益が出ないのであれば意識改革が必要です。
人は1日に約6万回物事を考え、そのうち95%は前日、前々日と同じ事を考え、その役80%はネガティブな考えだと言われています。
まずは頭を柔らかくすることを意識し、9つの方法をチェックしてください。
これらはすぐに身に付くものではなく、時間をかけてじっくりと身につけていく必要があります。
自身の保有銘柄はしっかりと把握しておく
自身が保有した銘柄はしっかりと把握しておく必要があります。
株式投資を始めた際には少なかった保有銘柄も、取引を重ねるにつれて保有企業が多くなっている方も多いでしょう。
ポートフォリオが大きくなってくると管理は大変になってきます。
短期売買が主体ではない方でしたら毎日株価等をチェックをする必要はありませんが、保有している銘柄を忘れてしまうのは放置しすぎてしまっている証拠です。
特に塩漬け株で見られる傾向ですので、管理が行き届かなくなる場合には保有銘柄を絞って見る事をオススメいたします。
世界的に有名な投資家のウォーレン・バフェットも、保有銘柄を多く手元に抱えることには懸念を示しています。
保有する業種を絞る
人は物事において向き不向きがあり、株の取引でも同じことが言えます。
株で利益を出せない方は自身が知らないフィールドで勝負をしていることが多くあります。
株価や配当金が魅力だからと購入に至った株よりも、本当に理解できる企業の株の方が、後のリターンが大きくなって返ってくる可能性があります。
専業投資家のようなプロでなければ、一度保有する企業の業種を、自身の得意分野に絞って投資してみましょう。
不動産、小売業、飲食業など様々な企業が上場をしておりますので、業種を絞っても銘柄は数多くあります。
また、あえて未知の業種に手を出すのも利益を生み出すきっかけとなります。現在のポートフォリオが得意なジャンルにも関わらず、業績が上向かないのであれば、勢いのある業界などにシフトをしていくことで、利益に繋がっていく可能性もあります。
その際には下調べが重要となるの勿論のこと、最初の内はある程度の損失は見込んでおきましょう。
損失をただ単にお金が無くなったと考えるか、経験値が増えたと捉えるかによって、今後の影響は大きく変わっていきます。
長期保有にシフトする
短期や中期での取引をしている方は、長期での保有に変えてみるのも1つの手です。
長期保有により、配当金や株主優待といった資産形成を後押ししてくれる制度を得ることが出来ます。
また、目先の値の動きに惑わされず、適切な判断が行えるようになります。
短期トレードの方が資産を形成するスピードは早いですが、逆に資産を減らしてしまうリスクも高く、1年以内の取引を主体としている方でしたら、2〜3年ほどの保有を目処に銘柄選定をおこなってみると良いでしょう。
株価としてはマイナスでも、配当金を計算すると結果的に資産が増えている可能性もあります。
株価1000円 配当利回り4%
権利確定月 3月
購入後株価が970円に値下がりし、数ヶ月この値から変化がない
数字に強くなる
人間には向き不向きがあることを先述いたしました。
スポーツが得意な人、運動が得意な人、創造性に溢れている人まで様々な方がいらっしゃいますが、株式投資において重要なことは数字に強くなる必要があるということです。
数字が苦手な方もいらっしゃいますが、投資全般においては数字に強くなっておく必要があります。常に新しい情報に触れ、学ぶ姿勢を絶やさなければ、年齢がいくつになっても数字に強くなることが出来ます。
数字を見る苦手意識を克服することが重要です。
違った投資商品に投資をしてみる
単に株式投資だけではなく、違った投資にチャレンジしてみるのも一つの手です。
それはFXや投資信託といった金融商品ではなく、あくまでも株を主体としたものにしましょう。
・株主総会などに出席された事がない方は、興味のある企業の総会に出席してみる。
・セミナーなどに参加してみる
・書籍や雑誌などに投資を行う
必ずしも利益に繋がる情報が手に入るといったら嘘になりますが、自身の行動とお金を支払うことによって新しい価値観に出会う事が出来ます。
100点ではなく80点を狙う
生真面目な人ほどしっかりと管理を行い、適切な判断を下したいと思う気持ちが強い傾向にあります。しかし、株を一番低い株価で購入し、一番高い株価で売り続けることは不可能です。
投資の世界では、「常に市場は間違っている」と言われるほど難しい世界。
100点を狙うのではなく80点を狙う。
もっと言ってしまえば、60点ほどを狙うだけで大丈夫です。
情報招集は欠かせませんが、人間は何かを得ると行動がしたくなるものですが、そこは少し余裕をもって取り組んでも良いでしょう。
完璧主義の性格の方は、少し余裕を持って投資をおこなう事をオススメいたします。
目先の利益に捉われない
先述した長期投資と同じことが言えます。
目先の利益を求めるあまり、安易にポジションを動かす事は控えましょう。
短期売買の代表格である先物取引などは勝率1割以下という数字が出ており、多くの方が離脱を余儀されています。ある程度の資産を築いた方であれば問題はないと考えますが、利益が出ていない方は長期的に考えて投資を行いましょう。
購入後価値が目減りしても、先10年、20年というスパンで見れば大きく資産を築いている場合があります。
価値ある節約と貯蓄を行う
株で利益を上げる為にはある程度の元本が必要です。利益が出たからといって散財してしまっていては、一向に資産は構築されていきません。
日々の節約を意識する事によって、お金が溜まるのみならず、自身のお金管理能力が向上していきます。
ただ闇雲にお金を使わない節約だと、却って判断は鈍ってしまいます。価値あるお金の使い方を日々行うことが大事です。
セミナーに参加をしてみる
投資で利益が出ない方は、投資セミナーに参加してみるのも1つの手です。
セミナーでは、ネットや書籍だけでは得られる事ができなかった知識を手にいれる事ができます。
実績のある専門家の声が生で聴けるため、脳への記憶の定着も良く新しい感性に出会う事ができます。
経済はめまぐるしいスピードで変化をしていますので、常に新しい情報が必要となります。セミナーでは常に最新の情報などに触れる事ができる為、少々値段の張るセミナーでも、結果として利益に繋がる可能性が増えます。
合わせて読みたい記事
株式投資で稼げない事は悪いことではない
どんなに調査を行っても、百発百中で投資の利益を上げる銘柄に出会うことは不可能です。
どんなに優れた投資家が経験と知識を駆使しても損を出してしまいます。負けの回数が多くても、結果的に資産が上向けばいいのです。
下準備を行い、証券口座を開設しいざ取引をはじめてみると、せっかく貯めた貯金が減ってしまったという経験がある方も多いでしょう。
目先の利益を確定するあまり、さらなる株価上昇のきっかけを逃す。
値下がりした株が売却出来ずに資産を減らしてしまっている。
どれも投資において誰もが経験する事柄であり、人間の本質とも言えます。
早めの内から資産が減る経験ができることはとても素晴らしいこと、資産が大きくなる前に対策が取れるので、結果的に数年後、数十年後の資産形成が逆転します。
この記事を実践していただき、少しでも利益に近づける方法を身につけていきましょう。