
株で毎月1万円の収入があったらあなたは何にお金を使いますか?
株式投資でなくても、投資信託・債権・不動産などの投資全般で考えていただいて大丈夫です。
少し贅沢をした食事をする、貯蓄を行う、買い物をする。
人それぞれによってお金の使い方は変わってきます。
この記事では、株や投資などで得たお金を上手に使い、次の利益に繋げていく方法を紹介しています。
また、投資を行う上でもっとも重要な「メンタル」に着目し、今後の人生プランに有益な知識をご説明しています。
この記事からわかること
・株で月に1万円稼ぐ為の心構えが分かる
・メンタルが投資において如何に重要かが理解できる
・投資で利益が出た後の行動や考え方に変化が付く
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ぜひ上記の記事と併用してお読みいただき、株でお金を稼いでいく心構えをつけていきましょう。
目次
株で月に1万のお金を稼ぐための心構え
有名な投資家であるウォーレン・バフェットの言葉で2つの有名な話があります。
「絶対に損をするな」
「絶対にルールを忘れるな」
この2つです。
当たり前のように感じる方もいらっしゃるかと思いますが、この当たり前のことが出来ないのが我々人間です。
仮に1万円のお金を稼いで、半分の5000円を浪費してしまったとします。その結果、元の金額からマイナス50%。また元の金額である1万円に戻すには100%の運用利回りが必要となります。
安易に無駄なお金を使ってしまうと、その金額を取り戻すには、投資を行う上でとても大きなエネルギーを必要とすることをしっかり受け止めておく必要があります。
なぜ月に1万円という金額に設定したのか?
株で月に1万円のお金を稼ぐのはまだ初期段階です。
利益の少ないうちから経験や知識を蓄えておくことによって、月に5万円・10万円と利益が出てきた際に、あらかじめの対策を取ることができます。
せっかくの利益を生み出すことが出来ても、それが今後継続していかなくては意味がありません。
なぜメンタルで利益は左右されるのか?
投資を簡単だという人もいれば、難しいという人もいます。
投資を楽しいという人もいれば、苦行だと言い張る人もいます。
低学歴で莫大な利益を上げる方もいれば、高学歴にも関わらず、利益が乏しい方もいらっしゃいます。
なぜ投資で勝てなくなってしまうのか?
様々な原因がある中で、とても大きな要因の1つがメンタルにあります。
わずかな値動きに過剰に反応してしまい、適切な判断が出来なくなってしまい、1回の取引で一喜一憂してしまい、結果的に資産を減らしてしまう。
当初に立てた計画から逸れた投資を行い、計画が崩れてしまうパターンです。
そこには人間心理が働いおり、投資の世界では「投資心理」又の名を「プロスペクト理論」と呼ばれています。
目先の利益に飛びついてしまう
人は目の前に報酬があると飛びついてしまう生き物です。
行動経済学者 リチャード・セイラーがリンゴを使った研究があります。
問1
A.1年後(365日)にリンゴを1個もらえる
B.1年後と1日(366日)にリンゴを2個もらえる
大半の人はBを選びました。
問2
A.今日リンゴを1個もらえる
B.明日リンゴを2個もらえる
すると、元々Bと答えていた人の回答が、Aに回答を変える人が現れる結果となり、日数自体は変わっていないにも関わらず目の前の報酬に左右されてしまったのです。
人間は目先の目標を選んでしまいがちです。これこそが中々投資で勝てない・お金が貯まらない要因であることを認識しておきましょう。
金のガチョウは手放さない
有名な童話イソップ物語に「黄金の卵」を産むガチョウの話が出てきます。
ガチョウは1日1回黄金の卵を産んでくれ、仮に、この卵が1個1万円で売れたと考えると月に30万円の利益。
中には金の卵を産むガチョウを売って欲しいと言ってくる人がいるかもしれません。
生き物なので、いきなり病気になる可能性だって十分に考えられます。
このタイミングで売るか売らないかは、あなたの目利きによって判断するしかありません。
目先の利益に目がくらみ。安易に手放してしまったら今後の利益を失ってしまう可能性だってあります。
また、ガチョウの世話を怠ると、卵を産まなくなってしまいますし、最悪の場合ガチョウの寿命が短くなってしまいます。
この教訓から、安易にポジションを変化させず、かつ管理を怠らないことが大事と言えます。
常にガチョウに目を光らせ、継続して「黄金の卵」を産んでくれる体制を整えておきましょう。
欲や見栄を捨てることが資産形成の後押しになる
ついついお金を消費してしまう行動には、人間の欲や見栄が関係してきます。時にいい場合に働くこともあれば、悪く働くこともあります。
目先の利益同様、まだ稼ぎの浅い内から気持ちに変化を持たせておくことが重要です。
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株でお金を稼ぐには継続が必要
どの分野においても成功者に通ずるものがあります。それは継続をしているということ。
継続なく成功はあり得ないのです。
メジャーリーグで大活躍したイチローでさえも、自分は天才ではないと言い張り、努力を続けたと発言しているほどです。
短期的に投資をおこない、利益を生み出した後はリタイアと考えているかたも多いはずです。しかし、それはあくまでも短期売買の話、巨万の富を手に入れ引退した投資家の多くが、引退後も株や債権などを保有しています。
世界番付1位になったウォーレン・バフェットも亡くなるまで投資を続けるだろうし、ビル・ゲイツもジェフ・ベゾスも働き続けるでしょう。
続けたものだけが新たな世界を見ることができます。
天才とは、ただ、努力の継続ができる人のことをいう
エルバート・ハバード
月に1万円稼ぐ為の継続
・ルールを守る
・安易にポジションを動かさない
・利益に触れるのは再投資のみ
この3つの心構えが出来ていれば、毎月1万円を稼いだ後の利益にもしっかりと対応することができます。
ここで1つの問題です。
月に1万円のお金を5年稼ぐといくらになるでしょうか?
(複利は含みません)
その答えは60万円です。
※月1万円×12ヶ月×5年=60万円
問題を出したのには1つの大きな意味があります。この記事で度々登場する投資家のウォーレン・バフェットも、元金60万円から約6兆円にまで資産を増やした実績があります。
仮に6兆円という想像のつかない金額を目指さなくても、工夫次第では十分に資産形成は可能です。
ルールを守り、継続を行うことの重要性が理解出来たでしょうか?
お金を稼ぐための心構えができたら次のステップへ
メンタルや心構えについてお話しをして参りました。準備ができたら次の段階へと進んでいきましょう。
こちらでは、月に5万円を達成する方法と基礎知識が載っています。
月に1万円ですと、年間で得られるお金は12万円ほどですが、毎月5万円を稼ぎ出すことができれば、年収にして60万円ほどの収入がアップした計算になります。
1つずつ段階をステップアップしていき、将来の蓄えを増やしていきましょう。