
テレビ番組”がっちりマンデー”にて、行列ができる大繁盛店として福岡にある「餃子のラスベガス」が紹介された。
3000軒以上の飲食店を取材した、月刊食堂 編集者の通山茂之氏がオススメするお店として登場。
通山茂之氏が推薦したその驚きのビジネスとは一体?
坪月商とは?
一般的な飲食店の月商は15万円〜18万円。
30万円を超えると大繁盛店となる。
坪月商=1ヶ月の売り上げ÷店の坪数。
数値化できる為、飲食店の儲かり具合がわかりやすい。
餃子のラスベガス
もっちり系の餃子や、焼き餃子が売りのお店で、開店前には行列ができるほどの人気のお店となっている。
餃子のラスベガスの概要 | |
所在地 | 福岡県福岡市中央区大名1-2-15 |
営業時間 | 17:00~0:00 |
電話番号 | 092-707-3898 |
餃子のラスベガスの坪月商
餃子のラスベガス社長の川瀬一馬社長に、坪月商を聞いた。
店の広さが50坪 月の売り上げが1700万円。
坪月商は34万円となっている。
餃子のラスベガスの儲けの秘密
餃子の味もさることながら、餃子のラスベガスでは、独自の店内レイアウトに秘密がある。
1つのお店に2つの店舗
お店の奥に進んで行くと、別のお店が出てくる。
お店の名前はワインビストロ「Yorgo」
川瀬一馬社長は、1つのお店の中に2つのお店を同居させて運営。
食材・人材・スペースなどをシェアして効率アップに繋がっている。
洗い物なども2店分をまとめて行なっている。
また、餃子のお店からはしご酒に訪れる方もいる為、売り上げアップに繋がっている。
カウンターの角を丸くする
餃子のラスベガス・Yorgo共に、カウンターと円卓を組み合わせた店内レイアウトを行なっている。
地味だが効果は絶大。客席稼働率が上がる効果をもたらしている。
通常の飲食店の客席は偶数席。
2人席・4人席・6人席となっており、奇数のグループが入店すると必ず席が空いてしまう。
カウンター席と円卓を組み合わせることによって、空き席なくお客さんを入れられるので、稼働率アップに繋がっている。
角が丸くなっていると、一直線のカウンター席に比べて顔が見えやすく、話しやすい面も人気の秘密となっており、角を丸くすることによって、店内の席数も増やすことに成功している。
同じスペースに多くのお客さんを入れられる為、売り上げアップとなる。
2軒同居スタイルのお得な情報
餃子のラスベガス・Yorgoのように同居スタイルだと、更なるお得なことが起こる。
税務上1店分の取り扱いとなり、税理士に払う金額が2店舗ではなく1店舗分で済む為、ランニングコストの削減になる。
保健所の申請も1店舗分で済み、レジアプリやネットの契約なども1店舗分でまかなえることから、月に数万円の経費削減となっている。