ガイアの夜明け 何もない街を聖地に?ロケなび!地域活性プランニングとは?

2019年8月20日(火)テレビ番組”ガイアの夜明け”が放送された。

今回の放送内容は「"何もない街"に人を呼ぶ!」だ

 

日本の空き家問題は加速の一途を辿り、最近の数字では13.6%の空き家率。

さらに、若者の田舎離れは深刻な問題となっており、地方の住民税は年々高くなるばかり。

 

今回はそんな問題に歯止めをかけるべく、様々な手法を使い、人を招致している方達に密着。

 

今回の番組では、人を呼び込むマーケティングについて学んでいきたい。

 

聖地巡礼化

人気ドラマの台頭

岩手県久慈市

人口およそ3万4000人の小さな町。

ここに次々人がやってくる。

 

人だかりの視線の先には、海女さんがいた。

 

人気ドラマ NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台だ。

"じぇじぇじぇ"というフレーズで一躍大ヒットを記録した。

 

ドラマのオープニングの場所では、主人公になりきる旅行者の姿があり、海外から訪れる方もいる。

 

三陸鉄道の久慈駅では、ドラマの撮影に使われた衣装などが飾ってある。

ドラマの主人公と自身を重ねるわけだ。

 

あまちゃんの経済効果は約32億円だという。

 

人気映画の存在

次に出てきたのは千葉県のいすみ市

海では、家族で波に飛び込む家族の姿が

 

それは映画「万引き家族」のワンシーンだ。

手を繋ぐこのシーンを真似する家族で賑わいを見せている。

 

ロケ地召集会社の存在

地域活性プランニングは港区にある会社だ。

社員は20人。

地域とロケ地の誘致をしている ロケなび!の運営をしている会社。

地方時自体にロケ誘致のコンサルティングも行なっている。

 

いわばドラマの制作会社と聖地にしたい地域を結ぶ橋渡し的な存在だ。

 

何もない場所が聖地になる。」と運営会社の女性社員の木庭さんは語る。

 

中には1年で4本の撮影に使われた場所もある。

あえて築年数が経った建物などが人気になることもあるという。

 

木庭さんは旅行が大好きで現在の職に

各地を回る業務は、まさに天職といえるだろう。

 

実際の業務

番組では愛知県の幸田町がロケなび!と提携

年間約200万円の契約だ(コンサル料あり)

 

映画プロデューサーが視察に訪れる。

小中学校も撮影可能だという。

 

番組では興行収入30億円越えの

映画「翔んで埼玉」のプロデューサーである古郡真也さん、に幸田町を営業していた。

 

こうした営業の元、視察にまでこぎつけた。

こうした努力の元、2本の映画の撮影地に決まった。

 

お菓子のテーマパークを建設

三重県の津市

人口は27万8000人

県庁所在地だが人は閑散としている。

 

ここに、あのベビースターで有名な"おやつカンパニー"がテーマパークを設立した。

現在では50種類ほどの商品がラインナップとして世に出ている。

出典:jalan.net

 

2代目の社長松田さんは、おやつカンパニーを外資系ファンドに売却後

新会社「おやつタウン」を設立

長年の夢であったお菓子のテーマパークのための会社だ。

 

元オリエンタルランド出身で、ディズニーシーの立ち上げにも携わった嶋田さんを召集。

ベビースター創業家と元ディズニーのタッグだ。

 

テーマパークの場所は、津市の中心地から車で30分の工場の横にあり

中には屋内日本最大級のアスレチックやフードコート お料理教室など

子供が楽しめる作りが沢山ある。

 

本場さぬきのうどん イタリアまで出向いて修行したピザなどがレストランに並ぶ。

イメージキャラクターはフィギュアスケートの浅田真央を召集。

 

おやつタウンは、オープン当日に長蛇の列が

入園料は700円

 

来場者の子連れの親御さんは、自身も懐かしく感じるという。

 

初年度の入園者の目標を、津市の人口のおよそ1.5倍に相当する40万人を目標に掲げる。

オープン1ヶ月で6万人の来場があったという。

 

まとめ

 

今回の放送では、地方で奮起する方たちのマーケティング方法について学べた。

こうした地域活性化の動きは、人手不足の地方にとって明るい未来に繋がる。

 

 

 

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