
年が明け2020年。
令和最初の初売りである1月2日にお出かけに出かける方も多いはずです。
近年では、働き方改革によって、元日にお休みするデパートも多くなってきており、初売りは翌日の2日に行われる事が大半となってきています。
そして、やはり皆さんの興味をそそるのは、なんと言っても「福袋」でしょう。
いつもは高価で中々手の出ない洋服などが福袋に入ってお得に販売されるので、毎年購入している方も多いのではないでしょうか?
しかしそんな福袋ですが、おすすめできないある理由がいくつかあります。
この記事では、なぜ福袋を買ってはいけないのか?についてご紹介をし、より良い買い物のきっかけ作りにしていただければと考えております。
アパレルの福袋を買ってはいけない理由とは?
売れ残りが入っている
アパレルは販売しているものが完売するということが非常に少ない商品です。その時のブームやトレンドの変化、それぞれの体型に合わせて衣類を制作しなくてはならない為、大手のユニクロや人気のセレクトショップでも売れ残りが出てしまうのです。
そして、セール品でも売れなかったものは在庫となり倉庫へと移る為、倉庫の管理費等もかかってきます。焼却をする場合にもお金がかかり、更にはブランドの値段を保つ為に、極端な安売りは出来ません。
そこで行うのが「福袋」に入れての販売です。
在庫のストックを減らせる一番効率の良いやり方といっていいでしょう。中身が見えない状態で売れ、利益が生まれる訳ですから、これほどいい売り方はないと言えます。
福袋用の商品を作っている
多くのアパレルでは、「福袋」に入れる事を前提に服を製作していることも少なくありません。
郊外のアウトレットなどに出店しているショップなども、アウトレット向けの商品を開発しており、元の既製品が寝下がったのではなく、値段相応の物が入っているケースが多いのです。
「福袋」限定のアウターなどがあれば、それはまた違った魅力と言えるでしょう。
そもそも商品に自信があるのであれば中身を全て見せるはずです。この中から数点のアイテムが入っていますという形です。中身の見えない「福袋」には魅力が低い点が購入してはいけない理由の1つです。
余分な服を抱えることになる
通常のアパレルの福袋であれば、アウター1着・ニット1着・トップス2着・小物類といったところでしょう。
1つ気にいるものがあったとしても、中々全て気に入った商品になる事は少ないはずです。つまりフリマなどで売却でもしない限り、着用しない服をストックしておくことになります。
すぐに売れ、手元から離れれば良いのですが、それこそ買い手が中々つかないような不人気の服の可能性だってあります。特に「福袋」などを購入する方の中には、服を中々処分できずに困っている方も多いでしょう。
いきなり数着の衣類が増えることになるので、管理の手間が増えます。本当におしゃれをするのであれば、1着ずつ購入していく方が確実といえます。
買ってもいい福袋は?
しかしそんな中でも、やはり「福袋」が欲しい方もいらっしゃるでしょう。
そんな方が狙うべき「福袋」はズバリ中身が見えるもの。あらかじめ中身が見える透明の「福袋」であれば、リスクなく目的のものが手に入ります。
福袋を買う目的は人それぞれ
福袋を買う理由の醍醐味としては、何が入っているか分からないワクワク感や、定価よりも安く買えるお得感が得られる事です。
もしもそういった楽しみの元購入するのであれば、一種の宝くじのようなもの。せっかく年1回しか販売しないからと手が出てしまう気持ちも分かります。
そういった楽しみの元購入するのは全然ありでしょう。
あらかじめこういった内容を知った上で購入することが大事です。