位置情報ゲームの二大巨塔!DQウォークがポケモンGOに勝てない理由とは?

位置情報ゲームの先駆けとしてリリースされ、瞬く間に社会現象となった「ポケモンGO」

後を追うように、人気RPGのドラゴンクエストが「DQウォーク」と銘打ってリリースされました。

 

巷では、あの「ポケモンGO」の牙城を崩すのではないか?と話題となりましたが、蓋を開けてみれば相変わらず「ポケモンGO」の人気は凄まじく、株式会社ポケモンが全世界で10億ダウンロードを達成したという発表がありました。

 

https://youtu.be/_qkfFhSfL4g

 

一方の「DQウォーク」のダウンロード数は1000万に止まっている状態です。

(2019.11)

※「DQウォーク」は日本国内でのリリースのみ

では一体なぜそれほどまでに差が出ているのか?

 

位置情報ゲームが人気となった理由と共に確認していきましょう。

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位置情報ゲームが人気になった5つの理由

まずは位置情報ゲームが人気となった要因を見ていきましょう。

外の世界でプレイをする斬新さ

通常ゲームは家で行うものという概念を覆した事がとても大きな理由の1つです。技術が圧倒的に進歩し、オンライン対戦などが主流となった現代において、あえて外でゲームをするというのが新しい試みでした。

 

ポータブルゲーム機や、スマホのアプリでゲームを行うなどの行為は昔からありましたが、外の世界を体感しながらゲームを行うことは当時とても斬新でした。

 

友人との共同プレイ

人気となった理由の1つに共同プレイがあります。例えば「ポケモンGO」で例えると、同じ場所にポケモンが出現します。中にはレアモンスターが存在しますので、そのモンスターを求めて友人などの共に街を周り、プレイするといった形です。

 

特に「ポケモンGO」は年齢を超えた人気が出ており、職場などでは上司と共にプレイする方なども見かけるほどです。

 

往年の人気ゲーム

位置情報ゲームでは、その斬新なゲーム性に加えて、ポケモンやドラゴンクエスト、ハリーポッターに至るまで多くの人気コンテンツが採用されています。

 

元から人気のあるものに対して画期的な内容のアプリが合体した訳ですから、人気が出ないはずありません。

 

参入のしやすさ

今では誰もが持つようになったスマートフォン。そのスマートフォンのアプリとして登場し、ダウンロードにお金が掛からない課金制を取り入れたことが、大ヒットの要因です。

 

運動になる

当初は若い方を中心に人気が出た位置情報ゲームですが、人気は次第に30〜50代の方に移っていきました。その大きな要因の1つとして、外に出て歩くという一種の運動になっている事が挙げられます。

 

「ポケモンGO」と「DQウォーク」の大きな違い

位置情報ゲームの魅力を5つほど紹介してきましたが、今や日本で二代巨塔となっている「ポケモンGO」と「DQウォーク」

冒頭でも説明した様に、「ポケモンGO」の牙城を崩すのではないか?と囁かれていましたが、リリース後の売り上げを見てみると「ポケモンGO」の方が僅かに売り上げが上です。

出典:sensor tower

 

しかもリリース当初の「ポケモンGO」は課金要素が少なめだったにも関わらずにこの数字となっています。

1人向けゲームの内容

「ポケモンGO」では、目当てのポケモンを一緒に探しに行くという楽しみ方が出来ます。「DQウォーク」にも、”こころ”と呼ばれるモンスターによって性能の異なるバッチの様なものを手にする事ができます。

 

そして、ゲーム内ではそのレアな”こころ”が存在するのですが、ある程度のゲーム進行に達していないと、同じモンスターの”こころ”が出現しません。

「ポケモンGO」であれば、強さを表すCPの違いはあれど、同じ場所に同じモンスターが出現します。つまり一緒に回る人と同じ発見ができる為、友人とのプレイに適している訳です。

 

交換や対戦もできる

「ポケモンGO」では、大型アップデートが行われ、原作のゲーム同様ポケモンの交換ができる様になりました。

また、トレーナー同士でポケモンバトルも出来ます。

 

一方の「DQウォーク」では、お土産と呼ばれるご当地の記念品を渡す事ができる位となっており、「ポケモンGO」との差は歴然です。

 

レイドバトルのやりづらさ

位置情報ゲームの大きな醍醐味でもあるレイドバトル。開催されている場所に集まり、1人〜8人程度で遊ぶ参加型のイベントです。

 

そんなレイドバトル。「DQウォーク」では、メガモンスター討伐と呼ばれています。「ポケモンGO」と比べて発生件数が少なく、また大きな湖の上に出現し参加が出来ないなどと、レイドバトル参入の壁がとても大きいです。

 

「ポケモンGO」は広範囲に渡って出現がしますが、「DQウォーク」では、1つの街に数カ所。しかも距離が離れていたりと、レイドバトルのハシゴが難しい傾向にあります。

 

また、「DQウォーク」ではメガモンスター討伐に参加をすると、友人とグループが別になるという報告が多数上がっています。

同じタイミングでエントリーしたにも関わらず、一方は待機時間。一方はすでにバトルの始まっている状態からのスタートになるといった具合です。

 

レイドバトルに対しては今後、改善があるとみて良いでしょう。

 

目的地設定の煩わしさ

「DQウォーク」では、目的地を決めてからその場所に出向き、その場所でボスなどと戦う必要があります。目的地自体は近くすぐに到達できるのですが、クリア後にまた次の目的地を設定し、その場所に向かわないと次のボスと対戦する事ができません。

毎回、目的地の設定→移動→ボスバトル→目的地の設定という流れになりますので、設定の煩わしさがあります。

 

デイリクエスト・本編クエスト・イベントクエストなど、その都度設定するのは手間と考えて良いでしょう。

 

世界的な認知度

ポケモンとドラクエでは世界的な認知度があまりにも違いすぎます。また日本だけで考えても、ポケモンには専門ショップのポケモンセンターがあったり、毎年の様に映画が公開されたりと、メディアへの露出も大きいです。

 

ドラクエとの差は歴然と考えて良いでしょう。

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