一人で日経平均を動かせる男。資産230億の投資家 cisの投資法とは?

1人で日経平均を動かせる人物がいる。

個人投資家のcis氏だ。

 

彼の資産は230億円。

300万円から投資を始め、現在まで資産を増やし続けてきた。

 

サラリーマンの生涯年収は2億円と言われている。

彼の資産は軽くその100倍だ。

 

なぜcis氏はここまで資産を伸ばすことができたのか?

今回は彼の投資術について学んでいきたい。

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投資家cisとは一体何者か?

株、仮想通貨、先物、オプション

 

様々な投資に精通し、個人の力で日経平均を動かせる人物。

 

21歳の時に、元手300万円で本格的に投資を始め、現在の資産は230億。

 

過去にはテレビ番組「笑っていいとも!」に投資家の三空氏と共に出演。

※その時の資産は100億円と紹介されている。

 

現在は主に日経平均先物に投資している。

 

著書に「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」がある。

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 [ cis ]

 

資産230億の内訳

資産の割合

・株・・・・・・・・1%

・金とプラチナ・・・2%

・外貨建積券・・・・6%

・再投資保険・・・・10%

・不動産・・・・・・10%

キャッシュでおよそ150億円ほど

 

税金などは別で管理し、この150億を中心に運用している。

 

見栄には興味がない

お金持ちの代表的なものである、時計や、高級外車などに興味がない。

230億もの資産がありながら、別荘がないというのは驚きだ。

 

現在は家賃180万円ほどの低層マンションに暮らしている。

理由はサービスがいいからとシンプルだ。

 

服はユニクロなどファストファッションでブランド物に興味はない。

 

持ち家ではなく賃貸

昔ビルを所有した事があるという、しかし、経費の計算などの業務を考えると

非常に効率が悪いそうだ。

ましてや、キャッシュで一括購入したにも関わらず、家賃収入は微々たるものだという。

 

時価総額25億ほどのビルを所有し、税引後の利回りは1.5%ほどと語っている。

※修繕費などは別にかかるという。

 

ゲームに課金

スマホアプリにおよそ9000万円の課金をしたそうだ。

日本の平均年収のおよそ20年分の金額。

 

いわゆる億ションと同等の金額をゲームにつぎ込んだというから驚きだ。

 

著名投資家のBNFと通ずるものがある、彼も車を所有していないし、食事も質素だ。

 

見栄という欲が少ない事も、投資の世界で冷静な判断が出来ていると考える。

cisの投資哲学

投資の捉え方はゲームと言い張る。

元ギャンブラーであることから、投資もゲーム的な要素が強いとcis氏は発言している。

 

投資効率はお金を持っていると下がる

資産総額1500万円以下の場合
ゲームの序盤。レベルを1から10に上げるようなもの

 

ゲームの最初はレベルが上がりやすい。

しかしある程度ゲームが進み、キャラクターのレベルが上がってくると育てるのが難しい。

この考えは投資にも当てはまるという考えだ。

 

損するリスクを取りたくなければサラリーマンであるべき

 

投資は常にリスクと隣り合わせ。

損をすることに強いストレスを感じるのであれば、やめるべきだと語った。

生涯暮らしていくのに困らない金額を得たのにも関わらず、現在も続けているのは楽しいから。

理由は非常にシンプルだ。

 

よくお金を沢山稼ぎ、通帳の数字が増えていくのが楽しい人がいる。

まさにそれと同じ感覚といえるだろう。

 

有名なジェイコム事件

ジェイコム株大量誤発注事件(ジェイコムかぶたいりょうごはっちゅうじけん)とは、2005年12月8日、新規上場したジェイコム(現・ライク)の株式の取引をめぐり、みずほ証券(旧法人)が誤注文し、株式市場を混乱させた事件。俗にジェイコムショックとも呼ぶ

2005年(平成17年)12月8日午前9時27分56秒、この日東証マザーズ市場に新規上場された総合人材サービス会社ジェイコム(当時。証券コード:2462)の株式(発行済み株式数14,500株)において、みずほ証券の男性担当者が「61万円1株売り」とすべき注文を「1円61万株売り」と誤ってコンピュータに入力した。

投資の世界ではあまりにも有名なこのジェイコム事件。

先述したBNF氏もここから約20億の利益を叩き出し、またcis氏も6億ほどの利益を上げた。

 

ジェイコムのご発注事件で利益を得たのも、ゲームなどの操作方法で身についた素早い動きがあったから

格闘ゲームを好んでおこなっており、とっさの判断や集中力が活きたと語っている。

投資の手法

手法はいたってシンプル。

・押し目買いは避ける

・勝率は低くていい

・トータルの損益を見る

・リターンを求めてリスクを取る

・目先の利確に走らない

投資をする際に仮説をいくつも立て、ストーリー化する。
他の誰もが真似をしていないような方法を考え出し実践。
本を読んでいるだけでは相場では勝てないと語っており、実際に自身で取引を行うことを大事にしている。
マーケットはマーケットでしか学べない

 

稼働時間

取引をするのは、相場がよく動く最初の時間(9:00〜9:20位)

基本的には午前中にしか行わない。

昔は1日中取引をしていた時があったが、メンタルの懸念から、今はこの時間に収まっている。

 

投資の情報は主にTwitterなどから、ニュースではなく、より情報が早い口コミを大事にしている。

 

メンタル面

 

投資の心理で「プロスペクト理論」というものがある。

得た利益よりも、負けた時のショックの方が強いというものだ。

こういった心理に日々打ち勝っていく事が、投資の世界で生き残っていく重要なポイントと言える。

 

リートでは1日で損失6億

ライブドアショックでは損失5億

 

大幅な資産減少も経験している。

しかし、そこまで大きな金額を失ってもcis氏はケロっとし、自虐ネタにまでしている。

 

投資の世界ではメンタル面が非常に大きく左右する。

 

積極的な損切りを大事にしている。

まとめ

cis氏の投資哲学、手法、メンタルは超一流といっていいだろう。

 

今回の記事で紹介したのは彼の哲学の一部でしかない。

ぜひ書籍を手にとって見ることをお勧めする。

 

彼は投資をゲームのように愛し、楽しみながら行なっている。

よく仕事はきつく大変なものと言うが、果たしてそうだろうか?

 

このように、いわば趣味が通じて一生生活に困らない金額を手にし、テレビ出演を果たし、本まで出版している。

 

投資の世界で活躍する人の感性は様々だ。

 

例えば、株で全く成果が出なかった人がFXで成功するかもしれない。

デイトレーダーで一度は挫折した方が、長期保有に切り替えた事に資産が倍増するかもしれない。

 

失敗も投資と一緒だ。

沢山失敗してもいい。トータルの損益で損を出せばいいのだから。

自身がのめり込める方に成功が転がっていると考える。

 

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